株式会社笠井組の全株式取得について | お知らせ

明和工業株式会社（本社：新潟県新潟市西蒲区、代表取締役：関根　聡史）は、株式会社笠井組（本社：新潟県新潟市西区、代表取締役：田邊　祥謙）の全株式を取得し、子会社化するための株式譲渡契約を本日締結いたしましたので、お知らせいたします。

＜　（左）明和工業株式会社　代表取締役　関根聡史　　（右）株式会社笠井組　取締役会長　笠井隆　＞

当社は、水道資機材の製造施工メーカーとして創業５０年余りを迎えました。現在、全国の水道事業体に当社製品を採用いただき、全国に営業拠点を設けて事業活動を行っておりますが、水道事業を取り巻く環境は人口の減少や節水などの要因により、水道新設工事が減少傾向を辿る厳しい状況が続いております。

このような経済環境の中、当社は農業土木やエネルギー産業といった新しい分野への事業展開を行い業績の維持・拡大を図っておりましたが、当社単独の経営資源だけでは人材育成や技術習得に時間を要するため、優秀な人材と実績を持つ企業のグループ化を検討しておりました。

一方、株式会社笠井組は後継者不在により事業の継続が困難と考えており、当社に事業を引き継ぐことで従業員の雇用とそのご家族の生活を守ることができるという経営判断に至り、当社と利害関係が合致したことから、この度の株式譲渡契約に至ったものです。

明和工業株式会社は株式会社笠井組をグループ企業として迎え入れることで土木工事部門の技術習得や人材育成において連携を取りながら、より高度な品質とより良いサービスの提供を目指して、さらなる企業価値の向上を図ってまいります。

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